「かわせみ」へ奉公に来た頃は、山出しの猿公といわれたお石だが、女中頭のお吉の丹精の甲斐あって、気のつく働き者の娘に成長した。ある日、大店の嫁にという話がくる。一大決心で嫁ぐことにしたものの、お石も「かわせみ」の人々もその日を思うと何故かしら涙が出てきてしまうのだった。表題作ほか全八篇。不朽の人気シリーズ。
(「BOOK」データベースより)
十八年目の春
浅妻船さわぎ
成田詣での旅
お石の縁談
代々木野の金魚まつり
芋嵐の吹く頃
猫芸者おたま
十三歳の仲人
(「BOOK」データベースより)